整形外科で働く際に役立つ資格を紹介します。資格があれば専門的な知識やスキルを証明できるので、待遇アップも見込めます。働きながら資格を取得するために資格取得支援制度がある職場に転職するという方法もあります。
「日本運動器看護学会認定運動器看護師」は、骨格や筋肉、関節、靭帯などの運動器に関わる看護を提供する際に、高いレベルの知識や技術を有することを証明する資格です。身体が不自由な患者と接する機会の多い整形外科で働く際は大いに役立ちます。受験するためには整形外科などの運動領域を扱っている医療機関での実務経験が求められます。資格が誕生してからまだ間もないため資格保持者は少ないですが、今後は需要が伸びていくことが予想されています。
この記事をチェック「回復期リハビリテーション看護師」は、指定のカリキュラムを受講することで取得できます。チーム医療における適切なコミュニケーションスキルを学べるため、他職種との連携がカギとなる整形外科で働く際に役立ちます。18日間行われる研修を修了した後、回復期リハビリテーション病院で働く場合の仕事内容も併せて紹介します。内科的な持病を抱えている患者も少なくないので、体調の変化を見逃さないための鋭い観察力が求められます。
この記事をチェック「骨粗鬆症マネージャー」は骨粗鬆症に関する高いレベルの知識を持つことを証明する資格です。整形外科には骨粗鬆症に悩む患者が多く訪れるので、この資格が大いに役立ちます。看護師免許を持っていればカリキュラムに参加可能です。資格取得後は5年ごとに更新手続きをする必要があります。超高齢化社会となり、今後も高齢者の数は増え続けていきます。それに伴い骨粗鬆症に悩む高齢者も増加していくため、資格保持者の需要は伸びていくでしょう。
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